【アシバツナギ】の選択と施工方法
90 種類に及ぶ【アシバツナギ】を選択、施工する方法をご案内しております
アシバツナギ ナット可動式
鉄下地用・鉄骨造用(リップ溝形鋼、等辺山形鋼、角型鋼管)/ 木材・木造用特許第2764232号
W1/2-12 4分ナット付き
◎「New AWS」タイプは、鉄下地1.6~3.2mmに対応させて開発した高強度ドリルネジです。
特長
- ナット可動式です。
- 接続ナット(4分)は、360度方向に8度傾斜しても自由回転します。
- つまり単純にネジとナットを連結しておりません。
- 壁つなぎに曲げ力がかかった場合、ナットが傾斜するため、ネジの折損を防ぎます。
- さらに安全のため、ネジ部分には折損を防ぐ焼入れを採用しています。
- ネジと接続ナットの部分(カーリング)の最大引張強度は、2.000kgfを誇り、他に無い技術です。
- 使用可能な外壁材は、ALC板・ALCパネル・ECP 押出成形セメント板・金属断熱パネル等さまざまです。
- 壁つなぎとの接続は、壁つなぎを回転させずに、接続ナット・雄ネジを締め付けて可能です。
- ネジ頭部に採用してます四角穴は、カムアウトしない高トルク伝達設計で穴つぶれがありません。
- New AWSタイプは、鉄下地1.6~3.2㎜に対応させて開発した高強度を誇る高級ドリルネジです。
施工例
木下地 (AWW)
※小箱毎にねじ込み・取り外し用ビット(四角No.3/十字No.2ダブル×65mm)が付属しています。
▼使用可能な外壁材は、ALCパネル・ECP 押出成形セメント板・金属断熱パネル等さまざまです。外壁材の目地を介し(隙間を含め)図のように下地に締結します。
※外壁材及び締結材の間にネジが立つ別の建材が有る場合(雌ネジが形成)締結材にはねじ込みが出来ません、先に外壁材等に(締結材は除く)6.5mmの穿孔をして下さい。
※粗目ネジ(P1.8)タイプを、外壁施工に使用したドリルネジを抜き取り、その下穴を再利用する場合は、最大引張強度が異る場合があります。
施工手順
▼AWS / New ABS / New AWS / ABS / AWSタイプ(鉄下地)
▼AWWタイプ(木下地)
仕様表
※ナットは360°方向に8°傾斜しても自由回転
※ナットカーリング部 最大引張強度:19,613N(2,000Kgf)
▼AWS-40 ロングポイント
▼New AWS-51 細目ネジ
▼AWS-51 粗目ネジ
▼AWW-70 粗目ネジ
品番 | 適応壁厚 (mm) |
適応下地厚 (mm) |
d×L (mm) |
L1 (mm) |
L2 (mm) |
ケース入数 | 商品コード | JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AWS-40 ロングポイント | - | 鉄下地 最大13.0 | 6.0× 40 | 13 | 27 | 400 (50本×8) |
000100 | 4560270420022 |
New ABS-28 P1.0細目ネジ | 12 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.2× 28 | 10 | 16 | 400 (50本×8) |
000102 | 4560270420046 |
New AWS-26 P1.0細目ネジ | 10 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.0× 26 | 10 | 16 | 400 (50本×8) |
000104 | 4560270420060 |
New AWS-51 P1.0細目ネジ | 35 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.0× 51 | 35 | 16 | 400 (50本×8) |
000106 | 4560270420084 |
New AWS-76 P1.0細目ネジ | 60 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.0× 76 | 39 | 16 | 400 (50本×8) |
000108 | 4560270430625 |
New AWS-106 P1.0細目ネジ | 84 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.0×106 | 59 | 16 | 240 (30本×8) |
000110 | 4560270430649 |
ABS-28 P1.8粗目ネジ | 12 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.2× 28 | 10 | 16 | 400 (50本×8) |
000112 | 4560270431714 |
AWS-26 P1.8粗目ネジ | 10 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.2× 26 | 10 | 16 | 400 (50本×8) |
000114 | 4560270431738 |
AWS-51 P1.8粗目ネジ | 35 | 鉄下地 1.6~3.2 | 6.2× 51 | 35 | 16 | 400 (50本×8) |
000116 | 4560270431592 |
AWS-76 P1.8粗目ネジ | 60 | 鉄下地 2.3~4.5 | 6.2× 76 | 39 | 16 | 400 (50本×8) |
000118 | 4560270420107 |
AWS-106 P1.8粗目ネジ | 84 | 鉄下地 2.3~6.0 | 6.2×106 | 53 | 22 | 240 (30本×8) |
000120 | 4560270420121 |
AWS-131 P1.8粗目ネジ | 109 | 鉄下地 3.2~7.5 | 6.2×131 | 53 | 22 | 240 (30本×8) |
000122 | 4560270420145 |
AWS-186 P1.8粗目ネジ | 164 | 鉄下地 3.2~7.5 | 6.2×186 | 53 | 22 | 180 (30本×6) |
000124 | 4560270420169 |
AWW-70 P1.8粗目ネジ | 10 | 木下地 60以上 | 6.3× 70 | 70 | - | 300 (50本×6) |
000126 | 4560270420183 |
AWW-105 P1.8粗目ネジ | 45 | 木下地 60以上 | 6.3×105 | 105 | - | 300 (50本×6) |
000128 | 4560270420206 |
AWW-145 P1.8粗目ネジ | 85 | 木下地 60以上 | 6.3×145 | 145 | - | 300 (50本×6) |
000130 | 4560270420220 |
※適応壁厚=壁材厚㎜+下地間の隙間㎜
※New AWSタイプ、AWSタイプはL寸法76以上は半ネジ。
引張強度表
品番 | 最大引張強度 N(Kgf) t=下地厚(㎜) | |
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AWS-40 ロングポイント |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 50×50 6.0t | 17,162N(1,750kgf) |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 75×75 12.0t | 19,613N(2,000kgf) | |
New ABS-28 New AWS-26 New AWS-51 New AWS-76 New AWS-106 |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 1.6t | 3,100N(316kgf) |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 60×30×10 2.3t | 7,100N(724kgf) | |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 3.2t | 9,600N(978kgf) | |
ABS-28 AWS-26 AWS-51 |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 1.6t | 3,099N(316kgf) |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 60×30×10 2.3t | 4,992N(509kgf) | |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 3.2t | 6,188N(631kgf) | |
AWS-76 | 一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 60×30×10 2.3t | 4,864N(496kgf) |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 3.2t | 5,943N(606kgf) | |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 40×40 4.5t | 14,220N(1,450kgf) | |
AWS-106 | 一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 60×30×10 2.3t | 4,374N(446kgf) |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 3.2t | 8,424N(859kgf) | |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 40×40 4.5t | 13,818N(1,409kgf) | |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 50×50 6.0t | 18,240N(1,860kgf) | |
AWS-131 AWS-186 |
一般構造用軽量形鋼リップ溝形鋼 100×50×20 3.2t | 8,071N(823kgf) |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 40×40 4.5t | 13,121N(1,338kgf) | |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 50×50 6.0t | 17,475N(1,782kgf) | |
熱間圧延形鋼等辺山形鋼 75×75 7.5t | 19,172N(1,955kgf) | |
AWW-70 | 針葉樹 105×105 ねじ込み深さ50㎜ | 6,718N(685kgf) |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ60㎜ | 8,041N(820kgf) | |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ70㎜ | 8,189N(835kgf) | |
AWW-105 | 針葉樹 105×105 ねじ込み深さ60㎜ | 7,453N(760kgf) |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ80㎜ | 8,140N(830kgf) | |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ100㎜ | 10,787N(1,100kgf) | |
AWW-145 | 針葉樹 105×105 ねじ込み深さ60㎜ | 7,355N(750kgf) |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ80㎜ | 8,630N(880kgf) | |
針葉樹 105×105 ねじ込み深さ100㎜ | 11,278N(1,150kgf) |
※(社)仮設工業会編の足場工事実務マニュアルに準じて、十分な安全率を考慮して施工を行って下さい。
※安全率は最大引張強度を基に2.0を目安にして下さい(施工状態で最大引張強度には差が生じますので十分配慮して下さい)。
※外壁材と高ナットは、過剰な締め付けによるトラブルを防ぐ為に僅かな隙間を設けて締結して下さい。
※引張強度≒圧縮強度ですが、壁つなぎは曲げ方向の荷重が掛からない状態に接続して下さい。
※推奨工具は回転専用スクリュードライバ(14.4V以上の機種)で毎分1,300~1,700回転です。
※インパクトレンチ・インパクトドライバでは、正常な穴加工とネジ立てが行えませんので使用しないで下さい。
※下地が厚い場合で、ネジ立てがスムーズに出来ない場合は、回転を下げてトルク調整して下さい。
※付属の専用ビットの四角No.3側を必ず使用して下さい。
※専用ビット・推奨工具以外の工具では、ネジ頭部のリセスとビットの係合トラブルを招く場合があります。
※木下地の場合木質、部位、樹齢、水分含有率、ねじ込み深さにより強度が異なりますので配慮して使用して下さい。
※締結下地に直角にねじ込み、壁つなぎも曲げ方向の荷重が掛からない状態で接続して下さい。
※壁つなぎ雄ネジに傷や付着物、錆び等のまま接続しないで下さい。
※下穴を別工具で穴あけしての使用は最大引張強度の保証はできません。
※製品は改良の為予告なく変更することがありますのでご了承下さい。
製品カタログ
アシバツナギ ナット可動式 製品カタログ |
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アシバツナギ ナット可動式 鉄下地用 引張試験成績書 |
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アシバツナギ ナット可動式 木下地用 引張試験成績書 |
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GS アシバツナギ ナット可動式 使用上の注意 |
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アシバツナギ インデックス 仮設足場金具 GSアシバツナギの選定方法 |
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